10Cシーア派、11Cスンナ派の意味を論ぜよ[世界史7]

「10世紀はシーア派の世紀、11世紀はスンナ派の巻き返し」の意味を論ぜよ

 10世紀に入るとスンナ派のアッバース朝の支配が揺らぎ、メソポタミアでは932年成立したシーア派のブワイフ朝が946年頃に首都バグダードに入城し、大アミールの称号を得て、アッバース朝の政治的実権を奪取した。
 また、北アフリカでは909年にチュニジアでシーア派のファーティマ朝が成立し、勢力を拡大して969年にはカイロを建設した。
 これらブワイフ朝やファーティマ朝の隆盛が10世紀はシーア派の世紀と言われる理由である。
 しかし、11世紀になると、スンナ派のセルジューク朝がブワイフ朝を滅ぼす。
 また、北アフリカでは、スンナ派のムラービト朝が起こり、マグレブ地方(北アフリカ西側)のファーティマ朝の領土を奪取し、ファーティマ朝は勢力を縮小することになった。
 これらが11世紀はスンナ派の巻き返しと言われる理由である。

(注)歴史好きの答案。模範解答かは不明。間違いもあるかも。

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
2024年2月分 鈴木の日記・日誌・備忘・広報・記事等(03.03)
広がるオンライン診療! オンライン診療のメリットとデメリットとは・・・(01.06)
社会で見落とされがちな『介護離職』とは・・・(01.06)
2022年4月分 鈴木社長の日記・日誌・備忘・広報・記事等(05.11)
コロナ禍でサブスクサービスの需要がどんどん高まる2021年!(05.24)
おすすめしたい本 寄り添うツイッター〜・・・つながる作法(05.05)
急成長するゲーム業界の光と影。サービス終了の悲しい現実。(04.25)
話題沸騰中の『ウマ娘 プリティーダービー』がおもしろい。(04.22)
JICA海外協力隊(長期派遣)2021年春募集は5/20から(04.18)
シニア世代こそノマドライフにふさわしい 映画「ノマドランド」(04.12)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
LINKS
RSS
RSS